山村暮鳥のタグ記事一覧

日々のくらしに季節の彩りを……
春夏秋冬を感じさせる詩を、四季ごとにまとめました。
国語の教科書にのっているような、有名詩人の作品が中心です。

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山村暮鳥のタグが付いた記事一覧。日々のくらしに季節の彩りを……
春夏秋冬を感じさせる詩を、四季ごとにまとめました。
国語の教科書にのっているような、有名詩人の作品が中心です。
山村暮鳥 「雪ふり蟲」「初冬の詩」「路上所見」「大風の詩」「風の方向がかはつた」(詩集『風は草木にささやいた』より)

冬の詩
雪ふり蟲 いちはやく こどもはみつけた とんでゐる雪ふり蟲を 而も私はまだ 一つのことを考へてゐる 初冬の詩 そろそろ都會がうつくしくなる そして人間の目が險しくなる 初冬 いまにお前の手は熱く まるで火のやうになるのだ 路上所見 大道なかをあばれてくる風 それに向つ

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山村暮鳥 「ランプ」「夜の詩」(詩集『風は草木にささやいた』より)

冬の詩
ランプ 野中にさみしい一けん家 あたりはもう薄暗く つめたく はるかに遠く ぽつちりとランプをつけた ぽつちりと點じたランプ ああ 何といふ眞實なことだ これだ これだ これは人間をまじめにする わたしは一本の枯木のやうだ 一本の枯木のやうにこの烈風の中につつ立つて

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山村暮鳥 「りんご」「赤い林檎」(詩集『雲』より)

秋の詩
りんご 兩手をどんなに 大きく大きく ひろげても かかへきれないこの氣持 林檎が一つ 日あたりにころがつてゐる 赤い林檎 林檎をしみじみみてゐると だんだん自分も林檎になる おなじく 林檎はどこにおかれても うれしさうにまつ赤で ころころと ころがされても 怒りもせず

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山村暮鳥 「西瓜の詩」(詩集『雲』より)

夏の詩
西瓜の詩 農家のまひるは ひつそりと 西瓜のるすばんだ 大でつかい奴がごろんと一つ 座敷のまんなかにころがつてゐる おい、泥棒がへえるぞ わたしが西瓜だつたら どうして噴出さずにゐられたらう おなじく 座敷のまんなかに 西瓜が一つ 畑のつもりで ころがつてる びんばふ

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山村暮鳥 「風景  純銀もざいく」(詩集『聖三稜玻璃』より)

春の詩
風景 純銀もざいく いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな かすかなるむぎぶえ いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめ

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山村暮鳥 「春の河」「蝶々」(詩集『雲』より)

春の詩
春の河 たつぷりと 春の河は ながれてゐるのか ゐないのか ういてゐる 藁くづのうごくので それとしられる おなじく 春の、田舍の 大きな河をみるよろこび そのよろこびを ゆつたりと雲のやうに ほがらかに 飽かずながして それをまたよろこんでみてゐる おなじく たつぷりと

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HN:maho
ふだんはOLをやっているアラフォーです。
家の本棚には詩集がずらっと並んでいるほど、詩がすきです。
最近は俳句にも興味をもっています。
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