萩原朔太郎のタグ記事一覧

日々のくらしに季節の彩りを……
春夏秋冬を感じさせる詩を、四季ごとにまとめました。
国語の教科書にのっているような、有名詩人の作品が中心です。

タグ:萩原朔太郎

萩原朔太郎のタグが付いた記事一覧。日々のくらしに季節の彩りを……
春夏秋冬を感じさせる詩を、四季ごとにまとめました。
国語の教科書にのっているような、有名詩人の作品が中心です。
萩原朔太郎 「竹」(詩集『月に吠える』より)

冬の詩
竹 ますぐなるもの地面に生え、 するどき青きもの地面に生え、 凍れる冬をつらぬきて、 そのみどり葉光る朝の空路に、 なみだたれ、 なみだをたれ、 いまはや懺悔をはれる肩の上より、 けぶれる竹の根はひろごり、 するどき青きもの地面に生え。 竹 光る地面に竹が生え、

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萩原朔太郎 「蝶を夢む」(詩集『蝶を夢む』より)

秋の詩
蝶を夢む 座敷のなかで 大きなあつぼつたい翼(はね)をひろげる 蝶のちひさな 醜い顏とその長い觸手と 紙のやうにひろがる あつぼつたいつばさの重みと。 わたしは白い寢床のなかで眼をさましてゐる。 しづかにわたしは夢の記憶をたどらうとする 夢はあはれにさびしい秋の

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萩原朔太郎 「廣瀬川」「晩秋」(詩集『純情小曲集』『氷島』より)

秋の詩
廣瀬川 廣瀬川白く流れたり 時されば皆幻想は消え行かむ。 われの生涯(らいふ)を釣らんとして 過去の日川邊に糸をたれしが ああかの幸福は遠きにすぎさり 小(ちひ)さき魚は瞳(め)にもとまらず。 晩秋 汽車は高架を走り行き 思ひは陽ひざしの影をさまよふ。 靜かに心を顧みて

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萩原朔太郎 「中學の校庭」(詩集『純情小曲集』より)

夏の詩
中學の校庭 われの中學にありたる日は 艶(なま)めく情熱になやみたり いかりて書物をなげすて ひとり校庭の草に寢ころび居しが なにものの哀傷ぞ はるかに青きを飛びさり 天日(てんじつ)直射して熱く帽子に照りぬ。 作者と作品について 作者萩原 朔太郎(はぎわら さくた

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萩原朔太郎 「旅上」「五月の貴公子」(詩集『純情小曲集』『月に吠える』より)

春の詩
旅上 ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し せめては新しき背廣をきて きままなる旅にいでてみん。 汽車が山道をゆくとき みづいろの窓によりかかりて われひとりうれしきことをおもはむ 五月の朝のしののめ うら若草のもえいづる心まかせに。 五月の貴公子

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ふだんはOLをやっているアラフォーです。
家の本棚には詩集がずらっと並んでいるほど、詩がすきです。
最近は俳句にも興味をもっています。
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