立原道造のタグ記事一覧

日々のくらしに季節の彩りを……
春夏秋冬を感じさせる詩を、四季ごとにまとめました。
国語の教科書にのっているような、有名詩人の作品が中心です。

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立原道造のタグが付いた記事一覧。日々のくらしに季節の彩りを……
春夏秋冬を感じさせる詩を、四季ごとにまとめました。
国語の教科書にのっているような、有名詩人の作品が中心です。
立原道造 「のちのおもひに」(詩集『萱草に寄す』より)

冬の詩
のちのおもひに 夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に 水引草に風が立ち 草ひばりのうたひやまない しづまりかへつた午さがりの林道を うららかに青い空には陽がてり 火山は眠つてゐた ――そして私は 見て来たものを 島々を 波を 岬を 日光月光を だれもき

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立原道造 「忘れてしまつて」(詩集『萱草に寄す』より)

秋の詩
忘れてしまつて 深い秋が訪れた!(春を含んで) 湖は陽にかがやいて光つてゐる 鳥はひろいひろい空を飛びながら 色どりのきれいな山の腹を峡の方に行く 葡萄も無花果も豊かに熟れた もう穀物の収穫ははじまつてゐる 雲がひとつふたつながれて行くのは 草の上に眺めながら寝

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立原道造 「やがて秋……」(詩集『暁と夕の詩』より)

秋の詩
やがて秋…… やがて 秋が 来るだらう 夕ぐれが親しげに僕らにはなしかけ 樹木が老いた人たちの身ぶりのやうに あらはなかげをくらく夜の方に投げ すべてが不確かにゆらいでゐる かへつてしづかなあさい吐息にやうに…… (昨日でないばかりに それは明日)と 僕らのおも

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立原道造 「夏花の歌」(詩集『萱草に寄す』より)

夏の詩
夏花の歌   その一 空と牧場のあひだから ひとつの雲が湧きおこり 小川の水面に かげをおとす 水の底には ひとつの魚が 身をくねらせて 日に光る それはあの日の夏のこと! いつの日にか もう返らない夢のひととき 黙つた僕らは 足に藻草をからませて ふたつの影を

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立原道造 「燕の歌」「うたふやうにゆつくりと‥‥」(詩集『優しき歌Ⅰ』より)

春の詩
燕の歌      春来にけらし春よ春        まだ白雪の積れども               ――草枕 灰色に ひとりぼつちに 僕の夢にかかつてゐる とほい村よ あの頃 ぎぼうしゆとすげが暮れやすい花を咲き 山羊(やぎ)が啼いて 一日一日 過ぎてゐた やさ

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ふだんはOLをやっているアラフォーです。
家の本棚には詩集がずらっと並んでいるほど、詩がすきです。
最近は俳句にも興味をもっています。
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