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山村暮鳥 「風景 純銀もざいく」(詩集『聖三稜玻璃』より)

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風景 純銀もざいく

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ひばりのおしやべり
いちめんのなのはな

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
やめるはひるのつき
いちめんのなのはな

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作者と作品について

  • 作者

山村 暮鳥(やまむら ぼちょう)
1884年(明治17年) ~1924年(大正13年)
群馬県生まれ

  • 作品

「風景 純銀モザイク」は、あまりに有名な詩ですね。
詩集『聖三稜玻璃』に収められていた作品です。

私は国語の教科書で目にした記憶があります。
いつかどこかで見たことあるような風景を、見たことないような新鮮な言葉づかいで描いているこの詩に、びっくりしたのを覚えています。

九列九行の連が三つ並んで、各連の八行目には「かすかなるむぎぶえ」「ひばりのおしやべり」「やめるはひるのつき」と、印象的なフレーズがはさみ込まれています。
それはまるで、言葉のモザイクのよう。

この詩を眺めていると、まるで純銀の陽光に輝く風景に、ぽっかり浮かんでいるような気持ちになります。

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